用紙サイズ・トンボ設定・色について
● 用紙サイズについて ● トンボ設定と塗り足しについて ● 文字切れについて ● 色について
用紙の規格は以下の通りです。
印刷会社では仕上げ寸法より、少し大きめの紙に印刷をして、所定の規格に断裁するのが通例です。
そうすることで、印刷面(オブジェクト)を用紙の断ち面まで印刷すること(塗り直し)も可能となります。
・塗り足しをご利用されない場合は仕上げ寸法より5mm~7mmくらい(A図)内側に印刷面(オブジェクト)を配置されますと、安定した印刷に仕上ります。
・塗り足しを利用される場合はB図のように印刷面を仕上げ寸法の外3mmまで配置してください。
A図 B図
※印刷面の配置が中途半端で意図しない字切れなどが発生する場合は印刷データ再入稿になり、納期が加算されます。
上の図は、中途半端に印刷面を配置して字切れになった例です。
仕上げ寸法、ギリギリに印刷面を配置すると、断裁機で仕上げる際に文字切れになります。
意図する場合を除いて、5mm~7mm以上、印刷面を仕上げ寸法より内側に配置されますようお願いします。
・RGBカラーとCMYKカラー
光の3原色であるR(赤)、G(緑)、B(青)の色は、デジタルカメラやパソコンの画像データで多く用いられています。しかし印刷の場合は、C(シアン、青)、M(マゼンタ、赤)、Y(イエロー、黄)、K(ケイ、黒)の4色で印刷をする為に、RGBからCMYKにデータ変換をする必要があります。
RGBのデータには黒がなく、印刷では文字などは一般に黒が多く、紙質やインクの特性などから完全な黒を表現する為に、別途黒インクを採用されたことによるためです。
RGBのデータをCMYKに変換する場合には、全く同じ色を再現する事は困難です。
またRGBのデータをプリンタ等でプリントアウトした画像と印刷機で印刷した画像は、同じ色は再現されません。
プリンタのトナーの色素と印刷インクの色素の違いによるものですから、ご了解ください。RGBで作成したデータは必ずCMYKに変換してご入稿ください。
※Office(オフィス)系のデータはRGBモードしかありませんので、弊社にてCMYKに変換致します。その際に色味が少しくすんでしまいます。一般的に起る現象ですのでご了承ください。(※下図参照)