シートタイプと冊子タイプ 回数券はどちらが安い?
回数券を作りたいのですが、
「シートタイプと冊子タイプの回数券は、どちらが安いですか?」と、よく質問を受けます。
答えは比較的に簡単なのですが、回数券の利用効果を考えると、印刷代の費用だけでは「シートタイプと冊子タイプの回数券は、シートタイプ回数券がお得です」とは、 お勧めできない一面が有ります。シートタイプ回数券は印刷費用的にお手軽なのですが、逆に印刷費が高くても、冊子タイプ回数券でグーンとプレミアム感をアップして、 利用促進効果を高めるケースも多いからです。やはり結論としては、キャンペーンやイベントの特性に応じて、利用促進効果も踏まえて「シートタイプ」「冊子タイプ」を選択することが大切だと思われます。
印刷料金だけで比較して、「印刷代は安くついたけど、利用促進がイマイチ」と言うことがないように、回数券の目的や特徴、回数券の価値を踏まえたうえで、下記の価格をご参考にして頂ければ幸いです。
ここでは、11枚綴りで比較しましたが、綴り枚数が少ない5枚綴り、やや多い20枚綴り等の場合でも、印刷料金は同じ傾向です。
《印刷の条件》
○完全データ入稿(オフセット印刷) ○片面カラー ○マット紙110㎏(表紙、本券共紙)
○オプション加工なし ○印刷面に塗り足しがない場合(冊子タイプ)
種別 |
シートタイプ回数券 《11枚綴り》 |
冊子綴りタイプ回数券 《11枚綴り、無線綴じ》 |
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綴り |
11枚(同版) (55×297mm) |
11枚(全て別原稿) (55×297mm) |
11枚(同版) (100×55mm) |
11枚(全て別版) (100×55mm) |
11枚(同版) (150×60mm) |
11枚(全て別版) (150×60mm) |
100冊 | 6,730円 | 6,730円 | 14,250円 | 29,600円 | 14,950円 | 31,600円 |
500冊 | 8,830円 | 8,830円 | 32,660円 | 39,600円 | 34,170円 | 47,400円 |
1,000冊 | 10,010円 | 10,010円 | 55,680円 | 62,600円 | 57,890円 | 69,600円 |
3,000冊 | 15,470円 | 15,470円 | 83,580円 | 97,600円 | 86,570円 | 115,000円 |
5,000冊 | 24,900円 | 24,900円 | 111,490円 | 126,000円 | 115,240円 | 152,000円 |
10,000冊 | 40,700円 | 40,700円 | 181,260円 | 199.800円 | 186,910円 | 226,000円 |
※ 同版については、当社の価格表による価格です。別版は参考価格です。実際の価格とは多少異なります。
※ 冊子タイプの150×60mmのサイズは、切り離し140×60mmのサイズです。
冊子タイプの回数券は、地方自治体、各種団体などが発行する地域振興券やプレミアム商品券等の様に、特別なクーポン券としてのイメージが強くあります。 例えば「11枚綴り全身もみほぐし回数券」を作る場合に、シートタイプ回数券で作るよりも「冊子タイプ回数券」で作ることで、回数券のプレミアム感がアップして利用率も上がった例もあります。
また、エステやリラクゼーション、整体、整骨等の場合は、回数券でも金券の金額が大きいほど、「冊子タイプ」の回数券にする傾向が強いようです。
《印刷費》
冊子タイプは、版が同版でも料金は高めですが、別版になると、印刷版が増えるのと製本が複雑になるために、印刷費は同版よりもさらに高くなります。
「シートタイプ回数券」は、普段の生活の中で、10回利用したら1回お得的な手軽な回数券として利用される傾向があります。
「シートタイプ」と「冊子タイプ」の回数券は、印刷費用的にはシートタイプがダントツに安くつきます。お手軽に回数券を作るならシートタイプの回数券がお勧めです。
《印刷費》
1シートの中の切り離しの原稿が、11枚同じでも11枚異なっていても印刷料金は同じです。同じ版の中でミシン加工をするだけだからです。