無線綴じと中綴じ、印刷料金は、どちらが安いですか?

製本の料金の違いを述べる前に、無線綴じと中綴じの製本工程が料金と関係がありますので、簡単に製本工程の違いを説明します。
無線綴じ冊子の工程について
当社の無線綴じ製本は、印刷終了後に丁合(ちょうあい)、表紙巻、裁断と3つの工程に分かれています。
詳しく説明すると、例えばA4サイズ、32頁、500冊の作業をする場合の各工程の所要時間は下記のとおりです。
各工程に一人ずつの担当者が作業します。3つの工程で約140分程度の作業時間になります。
① 丁合(ちょうあい)は、本のページを順番に並べる工程です。
例えば32頁の本を500冊丁合する場合は50分から1時間で終了します。
② 丁合が済むとその丁合をした本文を、無線綴じ機という製本機で表紙巻きします。
機械のセットから表紙巻き終了まで約1時間で終了します。
③ 最後に裁断工程ですが、裁断機のセットから裁断終了まで20分程度です。


中綴じ冊子の工程について
一方中綴じ冊子は、A4サイズ、32P、500冊の製本をする場合は、丁合、綴じ、裁断をワンパスで終了します。製本機にセットする時間を入れて、約30分から40分で作業が完了します。

こうした作業も最新式の機械を導入しているか、旧式の機械を使用しているかでも作業時間の短縮に影響がありますが、極端な料金の差異はありません。
無線綴じと中綴じの作業の所要時間や携わる作業人数を比較すると、中綴じが極端に短く約40分で、無線綴じは140分で約3培の作業時間がかかります。
作業人員も無線綴じは3名、中綴じは1名です。これで比較すると中綴じ製本が、スピーディーだということが分かります。
中綴じと無線綴じは、どちらが安いのか?
結論から言うと、A4、B5版の印刷料金に関しては中綴じが安いです。
当社の価格表で、下記にその差を比較してみましたのでご参考にしてください。
一般に印刷料金(製本を含め)を設定する際は、作業にかかる所要時間や難易度が要因になりますが、料金設定は他社との比較で戦略的に決めることも多いので、A4、B5版は中綴じが安いですが、全てのサイズで中綴じが安い訳ではないと思います。
当社の場合もA5、A6、A7、B7等の小冊子は、無線綴じが安い場合があります。
| 32頁・500冊(表紙1/0・本文1/1色) | 100冊 | 500冊 | 1000冊 |
|---|---|---|---|
| 中綴じ料金(A4、32頁、表紙・本文1/1) | 39,050円 | 56,440円 | 72,470円 |
| 無線綴じ料金 | 58,940円 | 89,660円 | 126,550円 |
※まったく同じ条件がないために、近似値の条件の価格になります。